Googleが言う「検索意図」の正体

体調が優れず記事を思うように書けない状態だったので、ここ数日は様々なワードを検索しては結果と照らし合わすという作業をしていました。

その結果、Googleが言う「検索意図」について前からそうじゃないかと思っていたことがより明確に確認できたのでちょっとまとめておきたいと思います。

当ブログの更新が一ヶ月ぶりなのは体調不良が原因ではなく、他のサイト作成が忙しいのと単なるサボりが原因です。
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Googleの言う「検索意図」とは

検索結果の順位を上昇させるにはユーザーの検索意図を汲み取りサイトを閲覧したユーザーが満足させることができる記事を作成することが大切とGoogleは言ってますよね。特にこの傾向はここ数年顕著で事ある毎にGoogleは検索意図検索意図と言っています。

じゃあ「検索意図」ってなんなのよ?というわけで調べてみる気になったわけです。

アダルト動画のタイトルで検索してわかったこと

当ブログは真面目なブログなので検索してみたアダルト動画(以下AVと記します)のタイトルや内容については触れられませんが、AVのタイトルで検索してみると検索意図の意味がみえてきました。

現在(2018年10月初旬)GoogleでAVのタイトルで検索をかけるとだいたい以下のような結果が表示されます。

  1. FANZA(旧DMM.(R18))の動画販売ページ
  2. A○gle(違法サイトなので伏せ字にしています)の動画視聴ページ
  3. FANZAのDVD販売ページ
  4. AmazonのDVD販売ページ
  5. P2Pなどのハッシュやtorrentを掲載しているサイト
  6. その他の違法視聴が可能なサイト
  7. 動画アンテナサイト
  8. 違法視聴が可能なサイトを紹介しているサイト
  9. 作品レビューサイト

作品によって多少の変動がありますが順位もだいたいこんな感じです。

この結果からAVのタイトルで検索するユーザーは購入、違法視聴、違法ダンロードを意図しているとGoogleの検索アルゴリズムが判断しているということがわかりますよね。

ちなみに、FANZAなどでアフィリエイトをしたい場合、タイトルで上位に来るようなサイトを作っても儲かりません。上にあるのように違法に視聴できるサイトが上位を占拠しているわけですから購入する人は皆無ですし、そもそもタイトルや商品コードで検索する人は違法視聴が目的の人がほとんどだからです。

コピーコンテンツなのにペナルティを受けていない

たいていのAV作品のタイトルで2位に表示される(時には1位のこともある)A○gleと言うサイトは、AV作品がまるごとHD画質でアップロードされていて無料で視聴できる違法サイトです。人気の女優さんや話題の作品なら販売直後に直ちにアップロードされることもしばしばです。

Googleはよくコピーコンテンツはダメだとよく言っていますが、こんなコピーコンテンツだらけの違法サイトが2位なのです。

このことから分かるのはGoogleはコピーコンテンツには甘いということです。少なくともコピーコンテンツにペナルティを与えることよりも違法視聴をしたいと言うユーザーの検索意図の方を重視しています。

余談になりますが、過去にGoogleがA○gleを一時的にインデックスから外したことがあります。このときはやればできるじゃんと思ったもんですが、たった数日でその処置は解かれてしまいました。しかしGoogleがA○gleを違法コンテンツサイトと認識していてインデックスから外すことも可能なのに、現在はペナルティを課していないということも判明しました。

考えてみればGoogle傘下のYoutubeではドラマやアニメの違法アップロードは直ちに削除されるのに、バラエティー番組やラジオ番組はほぼ削除されないというおかしな削除基準で運用されていることからして、コピーコンテンツには甘いというのは明白ですよね。

検索意図を満たすためなら違法コンテンツでもOK

検索順位を上げるためにコピーをどんどんしろと薦めているわけではありませんよ。勘違いしないでくださいね。あくまでGoogleの検索結果を分析するとこのようにGoogleが判断しているということを示しているだけです。

検索意図の前にはユーザービリティは無視される

A○gleと言うサイトは検索したタイトル通りの作品を違法に視聴することができますが、動画サイトにありがちなトラップが満載されています。

再生ボタンをクリックすると海外のアダルトサイトが開いたり、シークしようとするとこれまた他のサイトが開いたりと、すんなりと視聴することはできません。

ユーザーエクスペリエンスで言えばまさに「うざいサイト」なわけですが、動画を無料で視聴したいという検索意図の方が重視されていて、だましリンクのような古典的手法を使っていてもGoogleはお構いなしに上位に表示しています。

意図した動画が見れるのだからその点ではユーザービリティは高いのかもしれませんが、サイトそのもののユーザービリティは低くても構わないということなのでしょうね。

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GoogleのAIは賢くない

ユーザーの検索意図とグーグルがユーザー意図として汲んでいる意図は異なるようです。

バージョンアップに弱い

WindowsでもWordPressのプラグインでも何でも良いのですが、設定方がわからないときに「(プラグイン名)+設定」で検索して問題が解決しなかったという経験をなさったことがある方は多いと思います。

例えば、過去のバージョンの設定方法を解説しているサイトが上位に来たりなんてことは日常茶飯事ですよね。

過去のバージョンにはなくて最新バージョンにはある設定項目の設定の仕方がわからない時にはホント困ります。旧バージョンの画像を使っているサイトをみて設定するのも面倒ですよね。

かと言って最新バージョンの設定方法を載せているサイトがないのかと言うと、そうではなくちゃんとあってかなり下の方まで探すとでてきたりもします。

「(プラグイン名)+設定」で検索するユーザーの意図は「最新バージョンの設定方法を解説しているページを知りたい」だと私は思いますが、少なくともGoogleの検索アルゴリズムではそうではなく権威性が高いとかの理由を加味して古いバージョンの設定方法を載せたままのサイトの方が検索ユーザーの満足度が高いと判断しているようです。

解説ページを作る側も困る

またまた余談ですが制作側から言わせてもらうと、プラグインやアプリの最新バージョンがあって自分が作成した解説ページが過去の遺物と化してしまっていると気づくことはままあります。

これがアフィリエイト絡みのサーバ料金の変更や新サービスや廃止されたサービスなどであれば、どんなことがあろうと直ちに対応します。

古い情報を載せたままにしているとクラアントから怒られちゃいますからね。

しかし、アフィリが絡んでいない情報となると最新情報に対応させるのにちょっとした勇気がいります。

なぜなら記事を改定したことにより検索順位が落ちることがよくあるからです。

現状のGoogleの検索アルゴリズムでは新バージョンにマメに対応して改訂を続けているサイトを評価していないように思われます。それどころか検索ユーザーの為を思ってっ最新バージョンに対応させたことで検索順位が下がることさえあるのです。

これだったら、せっかく順位が上にいるのに慌てて改定するよりも下がってきてから対応させたほうが得と判断してしまいますよね。

検索意図と権威性のバランスが悪い

これはここ数ヶ月の話ですが、Googleのアルゴリズムは外部リンク数やドメインエイジなどをより強く検索結果に反映させるようになりましたよね。

SEO屋の外部リンク販売も活況のようですし、「お名前ドットコム」がやたらと中古ドメインの販売に力を入れていることからも、みんな気づいているんだなという感じです。

そりゃ検索結果を見たらわかりますよね。

何でこんなスカスカのサイトがこんな上位にいるの?と思って調べてみると中古ドメインを使っている節があったり、相互リンクをたくさんしているサイトだったりするのですからそりゃ気付きますよね。

以前はこのようなことはスパムと見なされてペナルティの対象だったのですが、最近はかなり緩めのようなのです。

なので先程のバージョンアップの件と繋げると、最新バージョンにいち早く対応させて解説している最近作ったドメインエイジの若いサイトが押しのけられ、旧バージョンのままの情報を載せている権威があるとされるサイトがのほほんと上位に居座り続けている結果になるわけです。

コンテンツSEOとは言うものの

GoogleのAIは賢くサイトのテキストを読んで良し悪しを判断しているので、良い記事を書くことが最良のSEOだと言われていますよね。

これは全くの嘘というわけではありませんし私もこうあるべきだと思いますが、実態は違法コピーサイトの区別もついていない(区別できてもあえてペナルティを与えない)し情報が古いサイトをいつまでも上位に表示させ続けたりしています。

そもそもAIがちゃんとテキストを読んでサイトの内容を理解できているのなら、外部リンク数やドメインエイジなどにたよらずユーザーの検索意図を汲んだ検索結果を表示できるはずですよね。

それができない、あるいはあえてしないのはAIが言うほど賢くないということをGoogleもわかっているからなのでしょう。

そこで我々が取りうる行動は、ユーザーの検索意図ではなくGoogleが意図しているユーザーの検索意図とされるものを汲み取ってサイト作りをすることだけしかできません。

場合によっては中古ドメインの購入やおすすめしたくありませんがリンクの購入も考えないといけないのかもしれませんね。

若者のGoogle検索離れ

先日どこかから配信されてきたこちらの記事

若者のGoogle離れ「ググれ」なんてもう古い!「SNS検索」の利点 - まいじつ
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によると、若者は調べ物がある時Googleで検索するのではなくTwitterやインスタグラムなどのSNSで検索する人が多くなってきている。その原因は企業のSEO対策のせいで意図した検索結果が得られないからだと解説していました。

SNSで検索する人は長文を読むのが嫌なのでSNSで検索している気がするので全てには同意できませんが、後半のGoogleの検索結果はユーザーの検索意図にあっていないからユーザーが離れていっていると言うのは同意せざるを得ません。

Googleの検索結果はおかしいと考えている人って多いんですね。情報発信側がGoogleはおかしいと言ってみたところでGoogleは愚痴にしか取られないかもしれません。しかし検索ユーザーもおかしいと思っているならGoogleは現状を改めないとSNSや他の検索サービスにお客を取られちゃうかもしれませんね。

これからどうしたらいいのか?

現状では検索意図など汲めていないGoogleが言う検索意図に従ってサイトを作成して検索順位を上げるしか無いわけですが、これからはちょっと変わってくるかもしれません。

SNS検索ユーザー向けに何度も記事情報をtwitterなどに流す集客手法が必要になるかもしれません。現在もやっているサイトもありますがスパムに取られると厄介ですし、さらにtwitterで宣伝するサイトが増えたらそれはそれでうざいことになりそうですが…。

SNS検索ではまとまった情報にはいきつきにくいのでGoogle型の検索がなくなるとも思えないので、Googleにもそっぽを向かれないサイト作りも依然として必要ですよね。

今後どうなっていくかはわかりませんが、ユーザーの動向をいち早く分析して対応したサイトが勝つというのは間違いなさそうです。

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