Oculus Go(オキュラスゴー)については何回かエントリーにしましたが、ストレージ容量についてはこれまで触れる機会がありませんでした。
ストレージ容量については32GBと64GBどちらを購入すべきか悩んでおられる方もいるかと思うので、このエントリーではストレージ容量を用途別に考察してみたいと思います。
それではまずはおさらいから、Oculus Goには現在32GBモデルと64GBモデルが存在していて価格はそれぞれ公式サイトから購入すると
32GBモデル:23,800円
64GBモデル:29,800円
で価格差は6千円です。ちなみのこの価格は送料など全てコミコミの値段になっています。
そもそもストレージは何GB空いてるの?
32GBモデルと言ってもOSなどのシステムが使用する分も含まれているので32GB全てストレージとして利用できるわけではありません。このあたりはスマホなんかと同じですね。
そこで私が所有している32GBモデルのOculus GoをPCに繋ぎストレージを確認してみると
内部共有ストレージは23.1GBでした。
つまりOSなどシステムで約9GB使用されていて自由に使える容量は23.1GBということですね。
おそらく64GBモデルは50GB以上空いていると思われます。
動画視聴用途に32GBでは少なすぎ?
Oculus公式サイトには容量の目安として

と書いてあります。
64GBでHD映画7本、32GBでHD動画3本これは先程見た空き容量からすると妥当な気もしますが、実際には4KのVR動画の中には10GB、中には20GBを超える容量の動画も販売されていたりします。20GBの動画なら1本入れればいっぱいです。下手すると入り切らない可能性すらあります。
やっぱり64GBの方が良いとなりそうですが、動画視聴ならそうはなりません。
PCなどに保存されている動画をストリーミング再生できる
Oculus Goはwifiを介してPC内部に保存されている動画ファイルを再生できます。
つまりネットに繋げるPCがあればPCをメディアサーバーにすることでOculus Go本体に動画ファイルを保存する必要がなくなります。
私もPC内に動画ファイルを保存しているのでOculus Goの内部ストレージは先程見てもらったようにほとんど使用していません。
「自宅内だけで視聴する」、「メディアサーバーをたてられる」と言う条件なら32GBで十分と言えそうです。
メディアサーバーをたてるのが難しそうと思われるかもしれませんが、意外と簡単ですよ。詳しくはこちらのサイトさんが詳しいので解説は割愛させていただきます。


ネット環境やOSのバージョンによって微妙に設定が異なるのですんなりと行かないこともあるかもしれませんが、そんな時は「DLNAサーバー」や「SBM接続」なんかで検索してみてください。
PCなんて持ってないよ?
PCがない場合は意見が分かれるところかもしれませんが、PCがない環境で巨大な動画ファイルをダウンロードするかと考えるとおそらくしないと思うんですよね。
YouTubeなどの動画サイトではストリーミング再生できますし、DMMなどの動画販売サイトでもストリーミング再生できるのでPCがない方はストリーミングでの視聴が中心になるはずです。
なので64GBはいらないかなと言う気がします。
余談ですが、PCがなくてもネットワークHDD(NAS)なんてものもあるのでこれをメディアサーバーとして使えうことができますよ。
64GBモデルが必要な人はこんな人
以上を鑑みると64GBモデルが必要な人は
- 自宅外にOculus Goを持ち出して視聴したい人
- ネットに繋げる機器がスマホしかない(自宅にネットを引いていない)けど動画をダウンロードして視聴したい人
くらいじゃないでしょうか?
ゲームなどのアプリを存分に利用したい方は64GB
アプリは動画ファイルと違い本体にインストールしなければ利用できないので、アプリをたくさんインストールしたい方にはストレージが多ければ多いほど便利になります。
容量が一杯になったら不要なアプリをアンインストールすると言う手もありますが、それも手間ですしね。
それでも20も30もアプリをインストールするか?と言う疑問が個人的には湧きますが、これは人によりけりであなたがどれくらい利用したいかで判断してください。
32GBモデルと64GBモデルの価格差は6千円なのでそれくらいたいしたことないから多い方を買っておこうという方もいるでしょうし、32GBに6千円は高くね?と考える方もいると思うので、最終的には手間とお財布具合と相談ということになるとおもいます。
アマゾンでも正規輸入品を購入できるようになりました。



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