私は何でもかんでも取って置く癖があってそれはパソコン内部のデータにも当てはまります。
例えばブログのアイキャッチなどに利用させていただいている著作権放棄画像はいつでもダウンロードできるのでパソコン内に保存する必要はないんですが保存しています。
ブログのバックアップデータも最近のだけあれば用が足りるので昔のデータは要らないんですが、やはり取っておいてあります。
こんなことをやっているとすぐにデータが肥大化しパソコン内のハードディスクがいっぱいになってしまいます。おまけにデータ整理をろくにしていないのでどこに何があるやら…
私のような場合、本来データの整理をして空き容量を作るのが正しいのかもしれませんが、「入れ物買ったほうが早くね?」と言う訳で外付けハードディスクドライブを購入しました!
最近はWindowsのアップデートもままならないほど容量が逼迫していて緊急を要していたというのもあるんですけどね。
購入したのはアイ・オー・データ機器のHDCL-UT3.0KFと言う外付けハードディスクドライブです。
せっかく購入したので軽くレビューしておきます。
内蔵ハードディスクにするか外付けハードディスクにするか問題
アマゾンでポチる直前まで内蔵にするか外付けにするかかなり悩みました。
今回増設するパソコンはタワーケースで内部に余裕があるので内蔵ハードディスクでもよかったんですが、結局外付けにしました。
内蔵ハードディスクのメリット・デメリット
内蔵型のメリットは
- パソコン内部から電源を取るのでコンセント不要
- 内蔵してしまうので場所を取らない
- 読み書きが高速
- 配線がごちゃごちゃしない
- 外付けに比べ同容量なら内臓の方が安い
など色々あります。
デメリットは
- パソコンを開けて自分で取り付けなければならない
- ちょっとした知識が必要
- 他のパソコンにつなぎ替えるのが面倒
などがあります。
しかし、取り付けなんて一度だけですし、知識と言ってもSATAのバージョンとノート用のHDDを間違って買しまったりしなければだいたい大丈夫です。
他のパソコンに繋げなくてもPC同士がLANで繋がっているのでデータ移動はできるので特に問題ありません。
外付けハードディスクのメリット・デメリット
外付けのメリット・デメリットは内臓のメリット・デメリットの裏返しです。
外付けハードディスクのメリットは
- USBケーブルで繋ぐだけで利用できるので知識不要
- 他のパソコンにも繋ぎ替えるだけで利用できる
デメリットは
- 設置場所が必要
- 外付けHDD用にコンセントが必要
- 外部の配線がごちゃごちゃする
- 内蔵型に比べ読み書き速度が劣る
- 内蔵に比べ若干お高い
こんな感じです。
読み書き速度に関しては最近の外付けハードディスクドライブはUSB3.0に対応しているので、ほとんど遜色ありません(パソコン側もUSB3.0に対応している必要があります)。
外付けハードディスクにした理由
私は昔パソコンショップ勤務をしていた経験もあり内蔵ハードディスクの増設なんてお手のもんなんですが、それでも今回は外付けにしました。
その理由は
- パソコンのケースを開けるのが面倒くさい
- パソコンを購入した時LANでデータ移動させるより外付けハードディスクで移動させた方が速い
この2点です。
とにかく楽がしたいというわけです。
パソコンを新規で購入する予定は今のところないんですが、外部ストレージとして外付けハードディスクを利用できれば便利かなと言う程度です。
ハードディスクの容量はいかほど必要か?
外付けにすることは決まったのであとは何テラバイトのハードディスクにするかです。
容量と値段の関係
アマゾンなどで各社外付けハードディスクドライブの値段と容量の関係を大まかに調べてみると、下の表のようになっていました。
容量 | 価格 | 1TBあたりの価格 |
2.0TB | 約9,000円 | 約4,500円 |
3.0TB | 約10,000円 | 約3,333円 |
4.0TB | 約14,000円 | 約3,500円 |
6.0TB | 約30,000円 | 約5,000円 |
どうやら各社2.0TBと3.0TBの価格差は千円程度で、4.0TBになると割高で6.0TBになると何故かさらに割高になることがわかりました。
当初は2Tもあれば十分と思っていたんですが、千円で1TB増えるなら3TBの方がいいや、と言う訳で3.0TBに決めました。
どこのメーカーのハードディスクドライブにしたらいいのか?
どこのメーカーにするかはかなり悩みましたね。
昔ならどこのメーカー(ウェスタン・デジタルとかIBMとか)のHDDが内蔵されている外付けハードディスクドライブかを気にしたもんですが、最近ではハードディスクの品質なんてどれも高いので(私は)気にしませんし、選ぶ基準がまるでありません。
基準がないなりにアマゾンを見ているとどうやら
と
が人気が有ることがわかったのでこの2つから選ぶことにしました。
しかし、この2つから選ぶにしてもほとんど一緒なんですよね。
- USB2.0/3.0対応
- 静音ファンレス設計
- テレビ用の外付けドライブとしても使用可
- 縦横どちらでも置ける
おまけに値段もほぼ同じでした。
それでも何か違いはないものかとアマゾンをよく見てみると、アイ・オー・データ機器製の外付けハードディスクは日立のテレビWoooに繋げると明記してあるのに対し、BUFFALO製にはなぜか日立以外のテレビは繋げると書いてあるのにWoooについては明記されていないことに気づきました。
恐らくBUFFALOの外付けハードディスクもWoooに繋げるとは思いますが、明記されていないんですよね。
で、うちのテレビはWoooなんですよね。
テレビに繋ぐ予定は全くありませんが、これが理由でアイ・オー・データ機器の方にすることにしました(なんじゃそらという声が聞こえてきそうですが、それくらい違いがないのです)。
外付けHDD HDCL-UT3.0KFの使用感
さっそくアマゾンでポチっると翌日届きました。
同梱物
同梱物は本体、ACアダプター、USB3.0ケーブル、取扱説明書です。
外観
外観も何も黒い直方体ですが一応
ちなみに作動中は
このように光ります。USB2.0で接続していると緑に、USB3.0で接続していると青く光ります。
背面にはUSB端子(3.0対応品なので青い端子ですね)、ACアダプター接続口、電源ボタンがあります。
接続は簡単
接続は簡単で、USBケーブルでパソコンと本体を繋げACアダプターをコンセントに繋ぎ、電源ボタンを押せば完了です。
自動で認識されフォーマットをすることもなくすぐに使用できました。
ちなみに取扱説明書は丁寧で、テレビに繋ぐ場合各メーカーごとに説明があります。
稼働音は静かで振動もなし
液晶ディスプレイ裏の空間に設置していますが、稼働音は全くというほど聞こえません。
耳をすませば、「ヘッドが動いてるんだろうな?」と言う感じのカチっという音がたまに聞こえますが、普段は意識できないほど稼働音は小さいですね。
振動についてもほとんどなくて、読み書きしている時に触れれば若干振動を感じますがカタカタ揺れたりとかは全くありません。
読み書き速度について
使用しているパソコンがUSB2.0端子しかなくUSB3.0で接続できないのでなんとも言えませんが、内蔵HDD間のデータ移動よりは時間がかかりますがまあ普通かなという感じです。
USB3.0で接続すればこれよりも高速になるので、実用上問題ないでしょう。
外付けハードディスクドライブ選びのポイント
現行販売されている製品についてはメーカー間で性能の差は殆ど無いと思われますが、今買うならということで言えば
USB3.0に対応しているかどうか
USB2.0とUSB3.0では転送速度が約10倍違います。
※パソコン側も3.0に対応している必要があります。
今売っている製品ならほとんどUSB3.0に対応しているはずですが、妙に安い製品は2.0までしか対応していないものもあるので気をつけましょう。
静音設計かどうか
冷却ファンがついてる製品はどうしても風切り音がしますし、振動を抑える設計がなされていないと振動音もします。
音については気にならない方、気なる方がいると思いますが、どうせなら静かな製品を選んだほうが良いと思います。
3.0TBのハードディスクドライブのコスパが良い
各メーカーとも2.0TBと3.0TBのか格差は千円程度ですし、4.0TBを超えると価格が跳ね上がります。
「3.0TBもいらないよ」という方でも、容量が大きくて困ることはないので3.0TBがおすすめですね。
4.0TBや6.0TB必要な方でも3.0TBを2台買ったほうが安かったりする(設置スペースは増えますが)のでまずは3.0TBを購入するのも良いかもしれませんね。
以上を兼ね備えた製品として今回HDCL-UT3.0KFを購入したわけですが、全く問題なく全ての方におすすめできる製品だと思います。
何にせよ、パソコン内のデータを移動できてかなりスッキリしたので当初の目的は果たせたので良かったです。
データの整理はまた今度!(多分やらない)
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