AMP対応を止めました

先日、私が管理しているブログなどのAMP対応を止めました。

当ブログでも9割以上のページでAMPをストップさせました。

このエントリーはAMPを止めた理由と止めたあとどうなったかのメモです。

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AMPの利点としてあげられているもの

AMPを止めた最大の理由は「利点が感じられない」です。AMPを導入して悪影響があったわけでもないんですが、かと言って良いこともなかったんですよね。

そこでまずはAMPの利点を整理してみます。

表示速度がアップする

AMPはAccelerated Mobile Pageの略で、文字通りスマホなどのモバイル端末でページがすばやく表示される仕組みです。

原理は難しいですが仕組みは簡単で、閲覧者がページを直接閲覧せず代わりにGoogleにキャッシュされているページを閲覧することで表示速度が上がるというものです。

確かにGoogleにキャッシュされているページは一瞬で表示され、これなら閲覧者のストレスもかなり少ないと考えられます。

サーバー負担が減る

閲覧者が直接サーバーのデータを読み込まないことの副産物として、サーバーへの負担が減ると考えられます。

PVが多いサイトではモバイルからの閲覧がほぼGoogleのキャッシュからになるので、かなりの負担減になるんじゃないでしょうか。

カルーセル表示されると目立つ

AMPを導入していると検索結果で写真がカルーセル表示されることがあります。

こんな風に表示されたら検索者の目にもとまりやすくなり流入増が期待できますよね。

SEO的効果

Googleは今のところAMPを検索順位に反映させることはないと言っていますが、将来的には検索順位に反映させる可能性があります。

それにAMPそのものは検索順位に影響しないと言っても、現時点でもサイト表示速度は検索順位決定要素なので速くなった分だけ有利になると考えられます。

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とは言うものの…

続いてAMPを導入してみてどうだったのか見ていきます。

表示速度は確かに上がった

速度アップがAMPの売りですからね。

キャッシュされた自サイトを見てもかなり速くページが表示されました。

けれど、元がテキスト主体なページが多いので元から結構速いので、それほどでもないよねっと言うのが正直な感想でもあります。

サーバー負担はあまり変わらない

日に数万PVを稼ぎ出すようなブログは運営していないので、AMPのおかげでサーバー負担が下がっているかは実感できませんでした。

カルーセル表示されるようなページはなかった

料理のレシピサイトなどではよく見かけるカルーセル表示ですが、私が運営しているようなブログではカルーセル表示はほとんどされていません。

実際のところカルーセル表示されても困るのですが、自分のサイトがカルーセル表示されているのも見たことはありません。

このあたりは運営しているサイトの種類によるってことですね。

SEO的効果も感じられない

Googleも明言している通りAMPが導入されているからと言って順位決定に有利に働くことはないようです。

速度が上がることによる順位上昇も特にありませんでした。

表示速度についてはこの間のスピードアップデートも表示速度が極端に遅いサイトにだけ影響があったことからも分かるように、今のところ大きな決定要素ではないので仕方ないのかもしれませんね。

良いことがないのに手間は増える

「ページが速く表示されるだけでも良い!」と言う意見もあるのかもしれませんが、AMP導入に伴う手間を考えるとそれはどうなんでしょう?

AMPは制限が厳しい

私はWordPressでブログ運営をしているので、導入の手間と言ってもテーマやプラグインの設定でチェックを入れたり外したりするだけで済みます。

当ブログで利用させていただいているWPテーマCocoonはAMP導入がとても簡単にできておすすめです。Cocoon配布サイトはこちら

が、通常のサイトをAMP対応させるには結構な手間がかかります。

特にデータ容量には厳しく超過するとエラーがでたりします。

単純にサイトデザインが崩れてしまうという問題もあり、きちんとAMP対応するにはかなり大変です。

しかも、せっかくAMP対応してもGoogleが必ずキャッシュしてくれるわけではなく、最悪全て無駄ということにもなりかねません。

アクセス解析が面倒になった

WordPressで運営しているブログにAMPを導入すると、アクセス解析で通常のページとAMPページが別々にカウントされてしまいます。

同一のページとして認識させる方法もあるのですが、それをすると今度はAMPと通常ページの比率がわからなくなってしまいました。

特にアナリティクスで通常ページとAMPページが別計測なのはすごくわかりにくいですよね。

うまいこと設定すればできるのかもしれませんが、AMPと通常ページの合計、AMPと通常ページの比率をそれぞれ計測させることは私にはできませんでした。

最終的には「大した利点もないし、AMPを止めて通常ページだけアクセス解析したほうが楽じゃん!」となりました。

記事書き換えの反映が心配

Googleにキャッシュされているページ情報は常に最新の情報が反映されているとは限りませんよね。

何らかの都合で記事を改定したのに、その反映に時間がかかると不都合が起こる可能性があります。

実際反映までにどれくらい時間がかかるかは不明ですが、ちょっと試してみたところ数分で書き換えが反映されるのを確認できたので、それほど心配はいらないのかもしれませんがいつも即時に対応してくれるのか不安は残ります。

AMPを普及させたいなら餌が必要

今のところAMP対応しているサイトは料理のレシピサイト、ニュースサイトなどが多いようです。

これらのサイトであればAMPはかなり有利に働くと私も思いますが、私が運営しているようなブログでは私も含めてAMP対応しているサイトは少ないのが現状です。

運営者の皆さんがなぜAMPを導入しないのかの理由は簡単でAMPを導入しても良いことがないからです。

GoogleはAMPストーリーなど次々と新基軸を発表していますが、そんなのは個人にはほとんど関係ないですし運営者に利点がありません。

もしGoogleが本気でAMPを普及させたいなら運営者に利点をもたらさない限り無理ではないでしょうか?

もしくは非AMPサイトを順位決定に不利にするくらいのことをしなければ、普及は難しいと思います。

恐らくそんなことはGoogleはしないでしょうし、いつの間にか「AMPって昔あったよね…」となってしまう気がします。

 

Googleが「AMPを順位アップの要件にする」と巨大な餌でもぶら下げてこない限り、AMPを再導入するつもりはありません。

AMPの扱いは劇的な変化が万が一起こったらすぐに導入できる準備をしておく、新たにブログを立ち上げるなら最初からAMPを導入しておく(導入がスームズにできるように設計しておく)くらいで良いんじゃないんでしょうか?

 

おっと!書き忘れるところでした。

AMPを止めてからかれこれ1ヶ月位立ちますが、順位が下がったとか収入が減ったということはなく、実感できるほどの変化はありませんでした。導入したときも変化を感じられなかったので当たり前かもしれませんね。

やっぱり私のブログにはAMPは不要ですね。

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