運営しているブログにおかしなところからリンクが張られていたので、バックリンクの否認をおこなってみました。
その時のバックリンク否認の手順をメモしておきます。
被リンクを否認する前に
ペンギンアップデート4.0以降Googleのアルゴリズムは不正なリンクを無効化(nofllowがついているのと同じに扱う)する処置をしているので、アルゴリズムがリンクを不正と判断してもSEO的にマイナス要因にはなりません。
そのあたりの詳しい話は次のエントリーをお読みください

もしも他サイト運営者から嫌がらせ的(逆SEO)におかしなリンクを大量に送られたとしてもGoogleアルゴリズムはリンクを無いものとして扱ってくれます。
なので通常おかしなリンクがあってもわざわざバックリンクの否認をする必要はありません。変なリンクがあっても放っておけば良いのです。
しかも、判断を誤ってSEO的にプラスに働いている被リンクまで否認してしまうと順位の下落を引き起こす可能性もあります。
Googleが言っている「不正リンクを無効化している」を信じるのであれば、無闇に被リンクを否認はすべきではありません。
バックリンク否認を行う際は以上のことを重々考慮してください。
以上を踏まえた上で…
それでも変なリンクがついてるとなんか気持ち悪いじゃないですか?
Googleは無効化してると言ってるけどこのごろのGoogleはなんかおかしいし信頼できないよねぇ
という理由で私はバックリンク否認申請をしました。
バックリンク否認手順
リンク元サイトのオーナーに連絡がとれる場合はメールなどでリンク削除を依頼しましょう。削除依頼に応じてもらえない、サイトオーナーと連絡がつかない場合のみバックリンクの否認を行うようにしましょう。
バックリンクの否認はサーチコンソールから行えます(新しいサーチコンソールからは今のところできないようです)。
被リンクをチェック
サーチコンソールのダッシュボードから対象サイトの被リンクをチェックします。
検索トラフィック サイトへのリンクとすすみリンク数の最も多いリンク元の詳細を開きます。
その他のサンプルリンクをダウンロードをクリックします。
するとCSV形式でダウンロードするかGoogleドキュメント形式でダウンロードするか聞かれるのでご自分の扱いやすい形式でダウンロードします。
対象のサイトにリンクしている全てのページが記載されたファイルがダウンロードされるので、否認したいリンク元ページを抽出します。
テキストファイル作成
否認したいリンクだけを含むテキストファイル(ファイル形式は.txt、エンコードはUTF-8または7-bit ASCII)を作成します。
- ファイルには1行につき1つのリンクを記載
- 注釈をつけたい場合は行の頭に#を付ける。(#以降が無視される)
- 特定のドメインからのリンクを全て否認するには「domain: example.com」と言う行を追加
間違っても先ほどダウンロードした対象サイトのリンクリスト全てを記載してはいけません!!否認したいリンクだけ記載してください。
テキストファイルを作成したら適当な名前をつけて保存しておきます。
リストファイルをアップロード
作成した否認するリンクリストをアップロードします。
1、リンクの否認ツールページにアクセスします。
2、対象サイトを選択して「リンクの否認」をクリックします。
3、リンクの否認の注意点が表示されるのでよく読んでから先ほど作成したファイルを選択して「送信」をクリックすると完了です。
4、サーチコンソールのメッセージボックスにメッセージが届いているか確認
リンクの否認ファイルの更新が完了するとメッセージが届きます。
以上でバックリンクの否認は完了です。
まとめ
大変なのは否認するリンクの選別作業くらいで手順は簡単です。
簡単ですが無闇にリンクの否認はするべきではないことは繰り返しておきます。
まあ、間違って有用なリンクを否認してしまったり、これが原因で順位が下がってしまっても否認ファイルを更新すれば元に戻るはず(確認はしていません)なのでそれほど恐れることもない気がします。
なんにせよバックリンクの否認は自己責任でするようにしてください。
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