いや~、参りました。
運営しているブログの1つで大きく順位を下げられたページ(ページA)と圏外に飛ばされたページ(ページB)がでてしまいました(景気付けに上の画像は景気よさそうなものしました)。
大きな順位変動にあった時、まず何をしたのかメモしておきたいと思います。
検索順位が下がった時はまずは現状把握
まずは現状把握がてら時系列で何が起こったのか書いてみたいと思います。
順位の落ち方
木曜日の昼過ぎに当該ブログのユニークアクセス(UU)とページビュー(PV)がいつもより少ないことに気付きました。
昼くらいの時間帯で比較して大きく順位を下げられたページAではいつもの半分くらい、圏外に飛ばされたページBでは1/3くらいになっていました。
そこで自分でGoogle検索して順位を確認してみると…
ページA:複合ワードで半年くらい検索順位1位をキープしていたのが4位になっていました
ページB:長らく単独ワードで5~6位だったのが2ページ目の中ほどまで落ちていました
この時はこれくらいの変動はたまにはあることとあまり気にしていませんでしたが、夕方もう一度確認してみると
ページA:検索結果2ページ目まで下落
ページB:圏外へ
とさらに順位が落ちていました。
これはただごとではないぞと感じ始めました。
これ以降は
ページA:1ページ目と2ページ目を行ったり来たり
ページB:5、6ページ目にでてきたり圏外に飛ばされたりを繰り返し
でした。
現在3月17日の早朝ですが現時点で順位は戻っていません。
青がユニークアクセスで赤がページビューです。えらい減りようです…、このままでは死活問題です。
正しい検索順位確認方法
Googleの検索結果は各個人ごとにカスタマイズされています。
パーソナライズド検索なんて呼ばれていますが、要は過去の閲覧履歴や現在地(住んでる場所)などが順位に影響を与えているということです。
ある人が検索すると1位なのに別の人が検索すると5位になったりするわけですね。
なので、正しい検索順位を知るにはパーソナライズド検索を無効にしなければなりません。
やり方は簡単でCromeだったらシークレットモードにして検索すればいいだけです。
Chromeが開いている状態で「Ctrl」と「Shift」と「N」を同時押しすると
この様なシークレッドモードに入ることができます。
シークレッドモードショートカットキー「Ctrl」+「Shift」+「N」
Googleからペナルティを受けていないか確認
Googleからペナルティーを受けてインデックスから外されてしまうと、当然検索結果には表示されません。
今回の場合はどちらのページも検索結果には出てくるのでインデックスから除外されたということは今のところなさそうです。
Googleのペナルティの種類と確認方法
Googleのペナルティは2種類あります
- 手動ペナルティ
- 自動ペナルティ
確認方法は手動ペナルティならサーチコンソールに警告メッセージが届きます。自動ペナルティはアルゴリズムが自動で行うので確認のしようがありません。
今回は警告は届いていないし、自動ペナの方はわかりませんがブラックSEO的(スパム行為)なことはやったことはなく身に覚えがないのですがGoogleが違反と判断してしまえばペナルティになるのでちょっと心配ですね。
ペナルティ解除方法
手動ペナルティの解除方法は、警告メッセージに記されている事項を改善し、改善したことをGoogleに伝えれば解除されることがあります。
自動ペナルティーの場合はペナルティを受けている事自体わからないので解除方法はないのですが、クローラーがサイトを再クロールした際にGoogleのコアアルゴリズムが改善されていると判断すれば解除されるようです。
どちらも解除までにかなり時間がかかるようなのでペナルティを受けるような施策はしないことですね。
Googleの検索エンジンアルゴリズムに変更がなかったか確認
現在のGoogleの検索エンジンコアアルゴリズムは自動化されており随時変更が行われるようになっています。
なので以前のパンダアップデートやペンギンアップデートのように変更があっても発表されることはなくなりました。
現状がこうなので変更があったかわからないのですが、今回はGoogleから発表があったようです。
詳しくは『海外SEO情報ブログ』さんのGoogle、2018年3月上旬にコアアルゴリズムのアップデートを実施。順位下落の対処方はすばらしいコンテンツを作り続けること以外になしと言う記事をお読みください。
もしかして今回順位が急落した原因はこれかという気もしますが、いろいろと調べてみると3月2日~5日辺りに大きな影響があったみたいでちょっと時期がずれているので違うかなと言う気もします。
それに順位の変動は仕方ないにしても、圏外に飛ばされるいわれありません。なにより今まで見たこともなかったただのリンク集みたいなサイトや分野が違うサイトまで上位に入っていたりで検索結果がなんか変なのも気に食わないですね。
※詳しくは書けませんが、このワードで検索する人はどう考えてもこのサイトを見てもしょうがないだろうっていうサイトが上位にいるのです。Googleの言う「検索意図」ってなんだったのかと疑問に思ってしまうくらい無関係なのです。
直近で記事を改変しなかったか確認
サイトの構成を変えたために順位が変動してしまうことはよくあります。
順位が上がってくれればいいのですが、良かれと思ってやっとことが裏目に出て順位が下がってしまうことも珍しくありません。
で、今回なんですが当該ページを大きく改変した覚えはないぞとついさっきまで思っていたんですが、順位が大きく下がったページAで見やすくするためにデザインをいじったことを思い出しました。
けれど圏外に飛んだページBに関しては1文字もいじっていません。
ページAの急落の原因はページの2月22日に行った改変のせいかもしれませんね。
順位急落の現状を確認したら次にすること
明確にGoogleからペナルティーを受けたなど理由がある場合は別ですが、通常順位が急落した直後に対策を取ることは良くありません。
順位の変動は毎日おこることですし、それに何事もなかったかのように、まるでGoogleの気まぐれだったかのように数日で元の順位に戻ることもよくあるからです。
変にいじってしまうと対策でしたつもりの改変の影響でさらに順位が下がったり、もとに戻らなかったりすることは避けたいですよね。
従って順位が急落しても慌てずしばらくは様子を見ることが今やることになります。
とは言うもののページAに関しては改変前のデータを保存していたので、記事を2月22日の状態に戻しました。
若干の文言の訂正と構成を少し変えただけなので影響は少ないはずですし、何より元に戻したのですから悪い方向へは動かないと判断したからです。
さて、どうなりますやら…
4月になっても戻らないようだったらなにか対策を取らないとと思っています。このままだと収入が大きく減ってしまうので結構切実です!
追記です
昼間代わりに上位に入ってきたサイトをつらつらと見てみると
- モバイル対応してないサイトがモバイルで3位に入っている
- 嘘情報を載せて誘導しているサイトが1位になっている
- 何を紹介するにしてもとにかく数をおく載せているサイトほど上位にいる
- 動画リーチサイトのような違法性の高いサイトが1ページ目にいる
なんだかメチャクチャです。
モバイルフレンドリーとは一体何だったのか?
健康アップデートで情報の信憑性やサイトの権威を評価するようにしたのではなかったのか?
嘘でも何でもいいから紹介する物の数を増やしリンクを貼ればいいのか?
等々疑問が山ほど湧いてきました。
特にひどいのは無料じゃないのに無料と紹介しているサイトまであって、あれでは検索した人が何らかの被害にあってしまう可能性すらあることです。
今検索している人はホント気の毒です。
こんな状態が長く続くとGoogleの信頼性に傷がつくので、早々にまた順位変動があるかもしれませんね。
その時私のブログも戻ってくれると良いんですが、しばらく注視したいと思います。
コメント
私のサイトもまったく同じ現象が起きました。
そしてあなたとまったく同じことを考えていました。
広告だらけでクオリティが低いサイトや、詐欺みたいなサイトが上位に来ているのでおかしいと感じています。
低品質のサイトを下げたんじゃなかったの?と疑いたくなります。
コメントありがとうございます。
やはり今のグーグルおかしいですよね。
ブラックSEOをしててペナルティならわかるんですが、今まで良いと評価していたサイトをいきなり圏外に飛ばすって今までの評価基準は一体何だったのかって話です。
だからもとに戻る可能性があるとも言えるわけですがいつになるのかもわからないし…、検索がグーグルに独占されているとこういう時困ります。
変動から一ヶ月経つわけですが、私のサイトは半日だけ元に戻った日がありましたがまた下がってしまいました。